パチューカが日本に熱視線 “3人目”の日本人選手獲得を現地紙示唆「別のホンダを探す」
スポーツディレクターのガルセス氏が日本入りし、試合観戦とともに候補選手をチェック
パチューカの2017-18シーズンは終わりを告げ、日本代表FW本田圭佑は帰国して個人トレーニングに励んでいる。契約は今年6月で満了となり、退団が濃厚とも報じられるなか、パチューカは日本で“新たなる本田圭佑”を探す計画があるようだ。「マルカ」紙メキシコ版が報じている。
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本田は2018年からスタートしたリーガMX(メキシコリーグ)後期リーグで圧巻のパフォーマンスを披露。7得点7アシストといずれもチームトップの成績を残し、チームの攻撃を力強く牽引した。惜しくも優勝決定プレーオフに進出できる8位以内に一歩及ばず、4月28日に行われた最終節アトラス戦(0-0)でシーズン終了となったが、メキシコ挑戦1年目で確かな足跡を残した。
本田は3日に帰国してトレーニングを再開。今年6月で切れる契約については不透明となっているが、パチューカも来季に向けて動き出しているようだ。
スペイン紙「マルカ」メキシコ版の「マルカ・クラロ」は、「パチューカは日本で別のケイスケ・ホンダを探す」と特集。記事の冒頭では、「彼は後期リーグ最高のプレーヤーだった」と活躍に触れ、「短い滞在だったが、リーガMXにおけるケイスケ・ホンダの足跡は永遠に記憶されるだろう」と切り出している。
そして、「パチューカは今季のパフォーマンスに満足しているので、別のケイスケ・ホンダを探すために日本市場に行くことを考えている」と言及。記事によれば、スポーツディレクターのマルコ・ガルセス氏は日本で数日間試合を観戦し、パチューカにとって興味深い選手をチェックしたという。
来季パチューカには、元日本代表FW福田健二氏(現・横浜FC強化ダイレクター)、本田に続く、“3人目の日本人選手”が在籍することになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)