名手同士の熱き友情 イニエスタとジダン監督、激闘後の“密かな抱擁シーン”が話題
バルサのセレモニーを5分間待ち続けたジダン監督、そしてイニエスタと…
2-2のドローに終わった試合終了後のこと。バルサイレブンはリーガ優勝を祝い、チームスタッフが優勝の花道(パシージョ)を作るなかでピッチからドレッシングルームに帰ってきた。その通路に待ち受けていたのは、ジダン監督だった。バルサのセレモニーが終わるまで5分間待ち続けて、イニエスタと抱擁を交わしたシーンを、現地テレビ局「Movistar+」のカメラが捉えていた。
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ジダン監督はクラシコでの激突前にもイニエスタについて「少なくとも1回はバロンドール獲得に値した」と発言。レアルの指揮官が宿敵バルサの選手を称賛するという異例の行動に続き、イニエスタへのリスペクトを示した。
かつてジダン監督自身も90年代後半から2000年代中盤にかけて、世界最高のプレーメーカーとして君臨した。現役時代には若き日のイニエスタとも対戦しており、そのテクニックの高さを実感しているのだろう。名手は名手を知る――今回のクラシコのベストシーンは、彼ら二人の友情だったのかもしれない。