名手同士の熱き友情 イニエスタとジダン監督、激闘後の“密かな抱擁シーン”が話題
荒れ模様となったバルサ対レアル、そのなかでイニエスタとジダン監督の行動に脚光
現地時間6日に行われたバルセロナとレアル・マドリードの伝統の一戦「エル・クラシコ」は、主審を務めたエルナンデス・エルナンデス氏のジャッジの不安定さがクローズアップされるなど荒れ気味の90分間となった。そのなかで一服の清涼剤となったのが、今回最後のクラシコとなったバルサMFアンドレス・イニエスタと、レアルの指揮官であるジネディーヌ・ジダン監督の“密かな抱擁”だ。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
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試合はバルサがFWリオネル・メッシとFWルイス・スアレス、レアルはFWクリスティアーノ・ロナウドとFWガレス・ベイルがゴールを決めるスリリングな展開となった。しかし前半終了間際のバルサDFセルジ・ロベルトへの一発レッド、メッシの得点シーンの前に起きたL・スアレスのDFラファエル・ヴァランに対する足を削ったプレーの見逃しなど、主審の判定によってバルサの本拠地カンプ・ノウは殺伐とした雰囲気になった。
そのなかでも称えられたのはイニエスタだった。今季限りでバルサを去る名手は慣れ親しんだ中盤インサイドハーフで先発。円熟のゲームメークを見せ、後半13分にMFパウリーニョと交代した際には約10万人のファンから万雷の拍手が送られるなど、スタジアム全体に惜別ムードが漂っていた。そしてジダン監督も、その一人だったようだ。