バイエルンMFハメス、古巣レアルにCL敗戦で悔しさ露わ「アンフェアだ」
CL準決勝第2戦のレアル戦、同点弾を決めるも手を合わせて謝罪のような仕草
バイエルン・ミュンヘンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、1日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でレンタル元のレアル・マドリードと対戦し、2-2ドローを演じた。2戦合計3-4で敗退が決まったなか、「アンフェアだ」と悔しさを露わにしている。ブンデスリーガ公式サイトが報じた。
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今季レアルから買い取りオプション付きの期限付き移籍でバイエルンにやって来たハメス。本拠地初戦ではDFヨシュア・キミッヒのゴールをアシストし、敵地2戦目では1-2と劣勢のなかで同点弾を沈めた。
ハメスはゴール直後、レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウのサポーターに対する敬意から喜びを露わにせず、手を合わせて謝罪するような仕草を見せた。かつての同僚FWマルコス・アセンシオがピッチに倒れた際には、ボールをピッチ外に出してフェアプレー精神を見せたが、それによってバイエルンファンの一部からは批判の声も上がっていた。
ハメスはレアル打倒を目指していたが、本拠地での第1戦を1-2で落とし、第2戦は2-2ドローであと一歩及ばず。2戦合計3-4で準決勝敗退が決まり、ハメスは怒りを露わにしている。
「来季までには(敗戦の悔しさを)誰もが乗り越えるだろう。自分はあれがフェアだとは思わない。我々は準決勝突破に値する良い試合をした。しかし、フットボールではこういうことも起きてしまう」
内容では決してレアルに劣っていなかったという自負を滲ませた。実際、第2戦では後半開始直後にバイエルンのGKスベン・ウルライヒが痛恨のミスを犯して失点。これが試合の流れに影響を与えた。
「僕たちは次のシーズンのチャンピオンズリーグについて考えなければいけなくなった」
バイエルンへの完全移籍が確実視されるハメス。来季こそビッグイヤー(CL優勝トロフィー)を掲げる心積もりのようだ。