元日本代表監督ジーコ氏がFIFA会長選立候補か 「政治よりスポーツを優先する」

出馬に意欲

 元日本代表監督のジーコ氏が、国際サッカー連盟(FIFA)の会長選挙への立候補を検討しているようだ。自身の公式フェイスブック上で明かした。
 現役時代は、ブラジル代表で10番を背負い、偉大なキャリアを築いた。さらに、Jリーグの創設期には鹿島でプレーし、後に日本代表監督としてドイツ・ワールドカップも戦った。そのジーコ氏は、日本での経験などを交えてこう語った。
「私の人生は常にフットボールの中にある。私は以前、(ブラジルの)スポーツ長官をやっていた。日本の鹿島(アントラーズ)をサポートしてきた経験もある。私は政治よりもスポーツを 優 先する」
 そして、FIFA会長選への出馬意志を明らかにした。「まだサポートはいないが、立候補をすることは可能だ」と、意気込みを見せている。
 
 FIFAは先日、副会長をはじめとした複数幹部が収賄などの容疑で逮捕された。こうした騒動の中で行われた会長選挙では、批判の集まるゼップ・ブラッター氏が再選を果たしていたが、2日に一転、辞任を表明した。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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