日本代表FW柿谷が本番モードへ 復調の“天才”がザンビア戦先発出場に意欲 

「最後、勝ってからワールドカップに行けるようにしたい。体調? 90分間やってみないと分からないけど、できる準備はしている。良いゲーム、良いコンディションで本番に臨めるようにしたい。先発で出たいか? うん、って言わない人はいないでしょう」

 1トップで先発したキプロス戦では不発に終わり、かつてセレッソで大先輩だった大久保嘉人と後半途中交代となった。6月2日のコスタリカ戦では先発の座を大迫勇也(1860ミュンヘン)に譲ったが、後半途中出場でロスタイムに得点を挙げるなど、1ゴール1アシストを記録して復調をアピールした。

 昨年11月のベルギー戦以来となる7カ月ぶりの得点で、本田圭佑も認める“天才”はW杯本番に向けて体調を整えつつある。

「(アフリカ勢は)強い、速い。でも、しっかりと自分たちのことをやるだけ」

 世界と対峙した07年のU-17W杯では、ナイジェリアに0-3で完敗した。だが、自分の、そして、日本のプレーを貫けば、フィジカル能力で優れるアフリカ勢をも倒せるという確固たる自信がいまの柿谷にはある。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
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