バルサが優勝の“花道”拒否のレアルに皮肉 クラシコ後にスタッフが祝福の列を作り退場

クラシコ後にスタッフが祝福の列を作り、選手が退場した【写真:Getty Images】
クラシコ後にスタッフが祝福の列を作り、選手が退場した【写真:Getty Images】

レアルが試合前に王者を称える“パシージョ”を行わず 試合後にピケが痛烈な皮肉

 バルセロナとレアル・マドリードの「エル・クラシコ」が現地時間6日に行われ、2-2のドローに終わった。すでにリーガ・エスパニョーラ制覇を決めていたバルサだが、試合前に優勝を祝う“花道”を作ることを拒否したレアルに対して、DFジェラール・ピケやチームスタッフが試合後に皮肉る行動を見せたと、スペイン紙「スポルト」が報じている。

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 試合はバルサがFWルイス・スアレスとFWリオネル・メッシ、レアルがFWクリスティアーノ・ロナウドとFWギャレス・ベイルという、お互いのチームの“主役”がゴールを奪う一進一退の展開に。DFセルジ・ロベルトへの一発レッドカードやL・スアレスのファウル見逃しなど、エルナンデス・エルナンデス主審の拙いレフェリングもあってヒートアップする展開となったが、両者のプライドがぶつかり合う激戦となった。

 その試合の終了後、当初優勝セレモニーは行われない予定だったが、ピッチ内に選手は残ったまま。この日が最後のクラシコで途中交代したMFアンドレス・イニエスタらもピッチに出てくると、センターサークル付近で歓喜の輪を作り、10万人近い観衆と2年ぶり25度目の優勝を祝った。そしてマイクを持ったピケが、このように口にした。

「彼らは僕らに対して『パシージョ』を作りたくないみたいだ。だからチームスタッフに頼んで、僕らはそこを去っていくよ。これはバルサを支えてくれる人々による『パシージョ』だ」

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