ヘタフェ柴崎、好守で決勝点演出 5戦ぶり出場で1-0勝利に貢献も現地紙は低評価
ボランチで先発出場、ラス・パルマスに1-0で勝利
ヘタフェのMF柴崎岳は、現地時間6日に行われたラス・パルマス戦で5試合ぶりの試合出場を果たした。終盤には決勝点につながるチェイシングで1-0の勝利に貢献したものの、スペイン紙「マルカ」の採点はやや低いものとなっている。
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ヘタフェは出場停止と負傷者が続出したことにより、柴崎に先発出場のチャンスが巡ってきた。ボランチに入った柴崎は前半こそボールに絡む機会は少なく、チームも劣勢の時間帯が続いた。
しかし後半31分にはFWホルヘ・モリーナへ巧みなスルーパスを通すなどリズムに乗ると、終了間際の同43分だった。ラス・パルマスのMFハビ・カステジャーノが漫然とボールを受けたところを見逃さず、柴崎が猛然とチェイシング。これでボールを奪取するとモリーナにつながり、最後はFWアンヘル・ロドリゲスがゴールを陥れ、アウェーで勝ち点3を拾った。
このシーンについて同紙は、「カステジャーノのまずいボールコントロールからガクがチャンスを得ると、最後はアンヘルが決めた。ヘタフェはヨーロッパリーグ圏内争いに舞い戻った」と、ここ5試合で4勝1分けと勝ち点を積み上げ、暫定7位に浮上した現状について触れた。
ただ3つ星評価の採点を見ると、押され気味の試合展開だったこともあってか、ヘタフェで最高点となった2つ星は決勝点のアンヘルら3人のみ。柴崎は1つ星の評価だった。5試合ぶりの出場で得点に絡む活躍を見せたナンバー10だが、残り2試合で出場機会をつかみ、90分間にわたって存在感を発揮したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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