クラシコで負傷交代のC・ロナウド、ジダン監督は軽傷を強調 「CL決勝は心配ない」
前半の同点ゴール時に足首を痛めてハーフタイムに退く
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で前人未到の3連覇を目指すレアル・マドリードに激震が走った。エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間6日に行われた敵地バルセロナ戦の前半14分にゴールを決めた際、クリアに入った相手DFと交錯。足首を痛め、前半終了時に交代するアクシデントに見舞われた。
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敵地カンプ・ノウで行われた伝統のクラシコで、稀代のゴールマシンは前半14分に魅せた。
バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスに先制ゴールを奪われた4分後の同点劇だった。左サイドで起点になったロナウドは相手ペナルティーエリアの中央に突進。ドイツ代表MFトニ・クロースのクロスから元フランス代表FWカリム・ベンゼマがヘディングで折り返すと、そこに右足を伸ばして飛び込んだ。
これを阻もうとしたスペイン代表DFジェラール・ピケと交錯しながら体ごとゴールに突き刺した。ピケのタックルを左足首に受けてしまい、痛みに表情を歪めた。その後、チームドクターに導かれてピッチの外で治療を受けたロナウドはプレーを再開したものの、ハーフタイムで交代となった。
スペイン紙「マルカ」は、「クリスティアーノがゴールで足をひねる。そして、レアル・マドリードに警笛が鳴る」と報道。ジネディーヌ・ジダン監督は「現時点では良い状況とは言えないが、軽傷だろう。明日、回復具合を見るが、彼にとっては問題ないと私は信じている。決勝に向けては心配ない。みんなピッチに立てる状況になるだろう」と語ったという。
26日に開催されるリバプールとのCL決勝には間に合うと、ジダン監督は強調していた。