ナポリがトリノと2-2ドロー セリエAは王者ユベントスのリーグ7連覇が濃厚に
2位ナポリと首位ユベントスの勝ち点差が6に拡大 得失点差でユーベが優勢に立つ
セリエAは、王者ユベントスの7連覇が決定的になった。現地時間6日の第36節でナポリがトリノと2-2の引き分けで終わり、勝ち点6差で残り2試合となった。
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ユベントスが5日にボローニャを3-1で下して迎えた翌日、勝利して勝ち点4差に詰め寄っておきたかったナポリだったが、リードを守れない試合になった。前半25分にベルギー代表FWドリース・メルテンスのゴールで先制したものの、後半10分にMFダニエレ・バセリの同点ゴールを許した。同26分にはスロバキア代表MFマレク・ハムシクがセリエA通算100ゴールとなる勝ち越しゴールを決めたが、同28分にイタリア代表DFロレンツォ・デ・シルヴェストリにゴールを決められ、2-2で引き分けた。
この結果、残り2節でユベントスが勝ち点91、ナポリが勝ち点85の6ポイント差となった。セリエAでは勝ち点が並んだ場合は当該チーム同士の対戦成績が優先される。直接対決はともにアウェーチームが1-0で勝利する全くの五分となり、差がつかなかった。その次に、リーグ全体の得失点差はユベントスがプラス61、ナポリがプラス45と16点差があるため、ユベントスが2敗した上でナポリが2勝し、さらにこの得失点差を逆転しない限りはユベントスを上回ることができなくなった。
ユベントスは9日にコッパ・イタリアの決勝でACミランと対戦し、13日のナイトゲームでローマとのアウェーゲームを控える。一方のナポリは、同時間帯にサンプドリアとのアウェーゲームとなる。前人未到のリーグ7連覇を目指すユベントスは、来週にも国内二冠を手中にする大きなチャンスが訪れることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)