名将ファーガソンが脳出血で緊急手術 ベッカムやC・ロナウドが写真公開で激励
元ユナイテッド指揮官のファーガソンに向けて教え子たちが次々メッセージ
マンチェスター・ユナイテッドで数々の栄光を築いた名将サー・アレックス・ファーガソン氏が5日、脳出血で緊急手術を受けたことをクラブ側が公式サイトなどを通して発表した。手術は成功したものの油断はできない状況と報告されており、SNSを利用して過去に確執があったとされる元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムや、現在レアル・マドリードで活躍しているポルトガル代表MFクリスティアーノ・ロナウドがメッセージを送っている。米スポーツ放送局「ESPN」が報じた。
2013年5月に監督業を引退したファーガソン氏は、26年半の間に38個のトロフィーを獲得するなど偉大の成績を残してきた。そんなファーガソン氏の突然の事態に、プレミアリーグ、FIFA(国際サッカー連盟)、UEFA(欧州サッカー連盟)、そして世界各国から元ユナイテッドの教え子選手を含めて、多くのメッセージがファーガソン氏に向けて送られている。
アーセナルやシティ、バルセロナなど強豪クラブから「少しでも早く回復することを望んでいる」といったメッセージが届いているほか、過去に監督と選手という立場でプレーし、退団時には確執が囁かれたベッカムも自身の公式インスタグラムで初めて契約書にサインした時の写真を公開。「戦い続けてくれボス。祈りとともに(ファーガソン氏の妻の)キャシーと家族全員に愛を送る」と言葉を添えた。
エバートンのストライカーであり、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは自身の公式Twitterで「すぐに良くなるよボス」と投稿。またレアルのロナウドは自身の公式インスタグラムで二人の写った写真とともに「親愛なる友人の無事を祈っています。しっかりして、ボス」とメッセージを送った。
ファーガソン氏には数々のメッセージがSNS上で届けられているなか、容態が回復に向かうことを祈るばかりである。