「東京五輪へ一緒に」 INAC仲田歩夢、“ヤングなでしこ”の盟友・田中陽子に贈る言葉
【インタビュー第3弾】弱気だったINAC加入当初の自分を何度も助けてくれた盟友
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【インタビュー第1弾】
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【インタビュー第2弾】
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なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部のINAC神戸レオネッサは、4月21日、29日とリーグ戦、リーグカップでノジマステラ神奈川相模原と2週連続で対戦。見事に2連勝を飾ったが、ピッチではかつて「ヤングなでしこ」で脚光を浴びた二人が“再会”を果たしていた。INACのMF仲田歩夢とノジマステラのMF田中陽子である。一世を風靡した2012年から6年、仲田が盟友に贈るメッセージとは――。
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「今はお互い別のチームで離れていて、頻繁に連絡を取るわけではないです。でも、会った時は嬉しいなと思うし、いろいろな話をしますよ」
仲田と田中はU-17、U-19、U-20と年代別の日本代表で共闘し、U-17ワールドカップ、U-20ワールドカップを経験。12年にFW京川舞とともにINACに入団した。2年目に主力クラスに上り詰めた田中に対し、仲田はベンチ入りできない試合が続き、チーム内での序列は徐々に格差が生じていった。常盤木学園高からなでしこリーグに飛び込んだ10代の少女は厳しい現実に気落ちすることも少なくなかったが、そんな苦境で田中に何度も助けられたという。
「INACに入団して何年かの自分は、今と違って気持ちも弱く、メンタル的に波がありました。でも、陽子は当時からすごく強くて、自分を持っていた。楽観的というか、ポジティブなタイプなので、『気にしなくていいよ』みたいな(笑)。辛い時にすごく励まされました。今考えると、本当に助けられたな、と」