「Jリーグでも屈指の場所」 J2水戸の新拠点「アツマーレ」で人は夢を見る
廃校を再利用したJ初のクラブハウス
東京で桜の花が開き始めたのと同じ頃、水戸の街には笑顔が咲いた。
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2018年3月17日、水戸ホーリーホックはJ2リーグ第4節の本拠地レノファ山口戦で3-0の勝利を収め、2003年シーズン以来実に5468日ぶりにJ2首位に立った。
翌週には大分トリニータに敵地で敗れて1週間での首位陥落となったが(第12 節終了時点で14位)、地元メディアは水戸の躍進を大々的に取り上げ、応援を続けてきたサポーターは色めき立った。
序盤戦の快進撃と同じく、水戸で今季注目されているのが茨城県城里町(しろさとまち)にオープンしたクラブの新拠点「アツマーレ」だ。
廃校になった旧・七会中学校の校舎を再利用して作られた複合施設「七会町民センター」、通称アツマーレは支所や公民館といった城里町の自治体施設としての機能を果たすと同時に、水戸のクラブハウスが併設されている。
水戸と自治体が提携したことで地域住民のスポーツや文化活動の拠点にもなっている。今年1月に行われたクラブのファン感謝デーをはじめ、今後はバーベキューやサッカースクールなどのイベント開催も積極的に行っていくという。