浦和オリヴェイラ監督がエスコート役!? “教え子”の敵将も感謝「全てに影響を受けた」
「オズとの関係は、近くにいても、遠くにいても、大きなものがある」
会見が終わると、オリヴェイラ監督は旧知の記者に握手を求め、「私の本を書いてくださった方もいますね」などと話しながら、なかなか会見場を後にしなかった。ホームチームの監督会見が控えていた状況に、鹿島のスタッフが苦慮していると「私がゴウ(大岩監督)を呼んできましょう」と廊下に出てエスコートする一幕も。そして「素晴らしい選手であり、素晴らしい監督であり、素晴らしい人間です」と、大岩監督をアピールして笑顔で去っていった。
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大岩監督は戸惑いつつも笑顔で握手を交わし、オリヴェイラ監督について「恩人であり、尊敬する人物であり、全てに影響を受けた。今日という日があって、いろいろな感情があるのは幸せ。オズ(オリヴェイラ監督)にも感謝したい。彼との関係は、近くにいても、遠くにいても、大きなものがある」とこちらも感慨が深そうに話していた。
鹿島のホームで実現した名将の古巣対決は、ピッチ上では非常に白熱した激しい戦いが繰り広げられた一方で、試合後は互いを称え合うものになった。両監督にとって、キャリアの中でも思い出深い一日になったのは間違いのない。