大一番へ、レアルが選手に粋な計らい “ご褒美”で高額時計プレゼント…総額1億円弱
バルサ戦、リバプールとのCL決勝へ“昨季CL優勝”の報酬、レアルの意図とは?
レアル・マドリードは現地時間1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝バイエルン戦で2戦合計スコア4-3と勝利し、CL3連覇に王手をかけた。前人未到の偉業へスペインの首都は大いなる期待を寄せているが、クラブ側はなぜかこのタイミングで“昨季CLのご褒美”をプレゼントするのだという。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
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ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアルの選手たちに分け与えられるのは、高級時計メーカーとして名高い「ロレックス」社の人気モデル「サブマリーナー・デイト」だ。昨季、クラブの念願だった「デュオデシマ(12度目の欧州制覇)」、そして同大会史上初となる連覇を成し遂げ、その報酬としてクラブは計30個のサブマリーナー・デイトを購入したのだという。
総額は72万ユーロ(約9500万円)と突然の出費に見えるが、これはクラブ側にも狙いがありそうだ。レアルは昨季、CLに加えてリーガ・エスパニョーラの2冠を達成したこともあり、計7000万ユーロ(約91億円)もの賞金収入を得たとされている。
ただ今季はすでにリーガ、スペイン国王杯ともに宿敵バルセロナに覇権を許しただけに、各選手がボーナスとして受け取る額は最大で60万ユーロ(約7800万円)となる。それだけに昨季所属していた選手に対して、6日に対戦するバルサとの伝統の一戦“クラシコ”、26日に激突するリバプールとのCL決勝といった決戦を控えるタイミングで発破をかける意味も込められているようだ。
果たしてポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらスーパースター軍団は、クラブの行動に意気に感じ、大舞台で躍動することはできるか。