“多摩川クラシコ”は好調FC東京が完勝 川崎は後半に中村&小林投入も及ばず連敗
前半14分にFC東京が橋本のゴールで先制、リードして後半へ
川崎フロンターレは5日、J1リーグ13節で2位のFC東京と対戦。第31回目となる多摩川クラシコは、2-0とFC東京の完勝で幕が閉じた。
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ホームの川崎は、前節の浦和レッズ戦からスタメンを7枚変更。疲労の溜まるMF阿部浩之やMFエドゥアルド・ネットらがベンチからも外れ、古巣対決となるFW大久保嘉人や今季リーグ戦初先発となるMF齋藤学が先発に名を連ねた。対するFC東京は、アウェー連戦という厳しい状況ながらも変更は2枚のみ。MF大森晃太郎らがベンチとなり、MF田邊草民らがメンバーに入った。
試合は立ち上がりからボールを保持する川崎と、プレッシングにメリハリを付けてショートカウンターを狙うFC東京の構図で推移する。両者ともにゴール前に近くチャンスを作っていくなか、先に試合を動かしたのはアウェーのFC東京だった。前半14分、ペナルティーエリア手前、右寄りのポジションでFKを手にすると、DF太田宏介がゴール前に鋭いボールを入れる。これに反応したMF橋本拳人がゴール右に流し込み、FC東京が先制に成功した。
得点を奪いに前へ出てきたい川崎だったが、これまでとは違うメンバーを起用したなかで、ゴール前でのコンビネーションがなかなか合わず。決定的なチャンスを作り出せないまま前半をビハインドで折り返した。