世界注目の一戦前に早くも火花 レアル、バルサの優勝祝う伝統の“花道”を拒否か

リーガ・エスパニョーラを制覇したバルサ【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラを制覇したバルサ【写真:Getty Images】

バルサが今季リーグ優勝、対戦相手が花道を作って拍手で迎え入れるのが伝統だが…

 スペイン、いや今や世界中のサッカーファンを二分するバルセロナ対レアル・マドリードの伝統の一戦「エル・クラシコ」開戦の時が近づいてきた。すでにリーガ・エスパニョーラはバルサが制覇しているものの、英公共放送「BBC」によると、バルサが暗に求めていた試合前の優勝を祝う花道をレアル側が拒否したと伝えている。

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 今季のリーガはここまで無敗を続けているバルサが独走。序盤戦ではレアルが勝ち点を取りこぼし続けたこともあり、リーガ第35節デポルティボ・ラコルーニャ戦で4試合を残してバルサが2年ぶり25度目の優勝を決めた。チャンピオンとして本拠地カンプ・ノウに舞い戻る最初の試合がレアルとのクラシコとなり、バルサの選手たちとしては誇らしい展開である一方、この1週間はちょっとした駆け引きが行われていた。

 それは試合前の“優勝の花道”だ。リーガではタイトル獲得を達成したチームを、対戦相手が花道を作って拍手でピッチに迎え入れるのが一つの伝統となっている。

 しかし、レアルがFIFAクラブワールドカップ(W杯)を制覇した後、昨年12月にレアルの本拠地で行われたクラシコでは、バルサ側が「この大会(クラブW杯)に自分たちは参加していない」とのことで花道を作らなかった。この対応にレアルを率いるジネディーヌ・ジダン監督は不快感を抱いたのだという。

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