衝撃のゴラッソ未遂!? “ラボーナ×バイシクル”の共演に反響 「幻の歴史的瞬間」
ベルグラーノMFアギーレの“ラボーナクロス”をFWスアレスがバイシクルで狙うも…
アルゼンチン1部で決まっていればハイライト確定の“ゴラッソ未遂”が発生した。華麗なラボーナでのクロスから鮮やかなバイシクルシュート、という完璧な流れだったが、わずかに外れてゴールならず。好プレーの連続に「二つの贅沢」「幻の歴史的瞬間」と注目が集まっている。
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話題の舞台となったのは、現地時間4月29日に行われたプリメーラ・ディビシオン第25節のベルグラーノ対コロンの一戦(1-0)。ホームのベルグラーノがDFクリスティアン・レマのゴールで先制して迎えた後半38分だった。
ベルグラーノは途中出場のDFマキシミリアーノ・ルーゴがスピードに乗ったドリブルで敵陣内を突破し、ペナルティーエリア内左にいたアルゼンチン人MFヨナス・アギーレにボールが渡る。アギーレは反転してボールとマーカーとの間に体を入れると、体勢を立て直し、そのまま右足を軸足とし、後方に左足を通してボールをキックする“ラボーナ”を選択。対峙した選手は反応できず、絶妙な浮き球がゴール前に飛んだ。
キャプテンマークを巻いた10番のFWマティアス・スアレスは、ゴールに背を向けたサイドから来るボールに合わせてジャンプ。右足を振り上げ、ダイレクトでミートした一撃はゴール方向に向かったが、惜しくも枠を外れて得点とはならなかった。
アルゼンチン紙「Ole」は「ゴールではない二つの贅沢」と題し、「ラボーナとオーバーヘッドの共演。決まっていれば、偉大なゴールだった」と報じた。また、ベルグラーノ公式ツイッターも試合経過をテキスト速報し、「アギーレのラボーナとマティアスのバイシクル。幻の歴史的瞬間」とシュートが外れたことを惜しんでいた。