100億円超の男ポグバ、マンU退団を振り返る 「少しも後悔していない」

CL決勝にたどり着いたポグバ

 ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバはマンチェスター・ユナイテッドを退団し、ユベントスに移籍した過去を振り返って「後悔はない」と断言した。英地元紙「テレグラフ」が報じている。
 ポグバは2012年の夏にユナイテッドを退団し、フリーでユベントスに加入した。イングランドを離れ、イタリアでの生活を始めると、瞬く間にスターダムへとのし上がった。今では、若手の中でも最も優れた選手の一人となった。今や市場価値は6000万ポンド(約113億円)とも言われているが、今夏にはレアル・マドリードや、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンといった ビッグクラブが獲得を目指している。
 ポグバは、こう述懐する。
「僕は、トリノでの生活に満足している。少しも後悔していない。とてもハッピーだし、楽しんでいる」
 名門ユベントスですぐさまレギュラーポジションをつかんだ23歳のMFは「僕はユベントスでチャンピオンズリーグ(CL)のファイナルにたどり着いた。マンチェスターではなくてだ。物事は良い方向に向かっている」とも話している。
 さらに、6日(日本時間7日)に控えたCL決勝のバルセロナ戦が、ユーベでのラストゲームになるのではと聞かれると、ポグバの口はこう動いた。
「みんな好きなように考えておけばいい。これはファイナルだ。僕にとって本当に大きなファイナル。今はそのことだけに集中している 」
 そう答えるに留まり、去就については明言しなかった。
 共に3冠達成を懸けたバルセロナと、ユベントスによる頂上決戦。このフランス代表は、自身の価値をさらに高める活躍が期待される。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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