INAC仲田歩夢、なでしこJへの思い告白 「簡単に背負えるものじゃない」の真意とは?
【インタビュー第2弾】「ヤングなでしこ」のイメージが時に重荷だったことも…
[ftp_del]
【インタビュー第1弾】
[/ftp_del]
[ftp_del]
【インタビュー第3弾】
[/ftp_del]
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
なでしこジャパン(日本女子代表)は4月に女子アジアカップで見事連覇を果たし、2019年にフランスで開催される女子ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得した。なでしこリーグ1部(日本女子サッカーリーグ)INAC神戸レオネッサのMF仲田歩夢は、決戦の地ヨルダンから約9000キロ離れた日本でテレビの画面を通してその戦いを見守っていた。かつて、一世を風靡した「ヤングなでしこ」の一員だったレフティーが抱く日の丸への思いとは――。
「チームメイトがたくさん出ていて、勝ってほしいなと思いながら応援していました。その時はここを目指す、目指さないは特に考えていませんでしたね」
アジアカップMVPを受賞したFW岩渕真奈を筆頭に、FW増矢理花、MF中島依美、DF鮫島彩、DF三宅史織とINACからは5人がメンバー入り。仲田は所属クラブで切磋琢磨する仲間たちのプレーに声援を送りつつも、なでしこジャパンを特に意識することはなかったという。日の丸への思い以上に、「簡単に背負えるものじゃない」厳しさを知っているからだ。
2010年のU-17W杯で6試合中5試合に出場し、ヤングなでしこの人気がピークに達した12年U-20W杯でもメンバー入り(右股関節痛で出場は2試合)。年代別の世界大会を経験してきたが、同世代のMF田中陽子(ノジマステラ神奈川相模原)やMF猶本光(浦和レッズレディース)、FW横山久美(フランクフルト)らがなでしこジャパンに上り詰めたのに対し、仲田はその後日本代表の舞台から遠ざかってしまった。かつての輝かしいイメージは当時、少なからず重荷だったと本音を明かす。