シュナイデルラン争奪戦、マンUが一躍有力候補に? 47億円で決着か

サウサンプトンとの契約残すも移籍の可能性高まるシュナイデルラン

 サウサンプトンのフランス代表MFモルガン・シュナイデルランはアーセナルやチェルシー、トットナムのロンドン勢による争奪戦が報じられてきた。しかし、ここに来てマンチェスター・ユナイテッドが移籍先の最有力候補に躍り出たと英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
 シュナイデルラン本人は欧州チャンピオンズリーグでのプレー希望を公言している。そのため、同大会への出場権を持たないトットナムへの移籍は考えにくく、アーセナルやチェルシーなどプレミアトップ4への移籍が濃厚となっている。記事によれば、正式なオファーはまだ送られていないが、選手本人もユナイテッド行きに傾いているという。
 ユナイテッドはイングランド代表MFマイケル・キャリックの後継者たり得る選手を探している。これまでにもルイス・ファン・ハール監督の教え子でもあるローマのオランダ代表MFケビン・ストロートマンやドルトムントのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンなどの獲得の動きが取り沙汰されていた。しかし、ここにきてプレミアの実績十分な25歳の万能MFに照準を合わせたようだ。
 シュナイデルランの移籍金は2500万ポンド(約47億円)に及ぶと見られている。本人は地元フランスのラジオインタビューに対し、「契約はまだ2年間ある。しかし、どこかのクラブが僕に対して適正な金額を支払うのであれば、それは移籍するタイミングだろう」と話しており、ユナイテッドがこの金額を用意できれば移籍が実現する可能性も高そうだ。
 タイトル奪取へ、ユナイテッドがこの夏も積極的な動きを見せそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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