CL敗退で三冠逃したバイエルン 独紙は「最低105億円」でFW補強の必要性を強調

足りなかったのは「攻撃陣におけるワールドクラスの個の力」

「2013年の再現をするのに足りなかったもの? それは攻撃陣におけるワールドクラスの個の力だ。レバンドフスキ、ミュラー、リベリーはレアルの脆い守備相手にまたも得点を奪えなかった」

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 2試合を通じてレアルから3得点を奪ったバイエルンだが、スコアラーとなったのはキミッヒ(2得点)とハメスの2人。ブンデスリーガ得点ランクトップのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、得点を決めれば公式戦で負けないという快記録を持つドイツ代表FWトーマス・ミュラー、そしてベテランのフランス代表MFフランク・リベリーといったアタッカー陣は軒並み不発に終わった。

 欧州屈指のタレントを揃えるものの、記事では彼らに続くタレントが必要だったと手厳しい指摘をしている。「バイエルンの監督が夏に十分な資金を手にしたならば、それはストライカー獲得につぎ込むべきだ」と新戦力の補強を提言。「最低でも8000万ユーロ(約105億円)」と大型補強の必要性を強調している。

 名将ユップ・ハインケスが退任し、新たにニコ・コバチ体制として生まれ変わる来季のバイエルン。エースのレバンドフスキに移籍の噂があり、リベリーやオランダ代表MFアリエン・ロッベンという両翼の二枚看板も揃って契約満了を迎える。今季終了後には、これまで以上に大きなチーム改革が行われることになるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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