CL敗退で三冠逃したバイエルン 独紙は「最低105億円」でFW補強の必要性を強調
ブンデス6連覇もCL4強でレアルに敗退、独紙が「三冠に足りなかったもの」を特集
ブンデスリーガ6連覇の王者も欧州の頂点には手が届かなかった。バイエルン・ミュンヘンは現地時間1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でレアル・マドリードと2-2で引き分けたが、本拠地での第1戦の1-2敗戦が響き、2戦合計3-4で敗退が決まった。ドイツ地元メディアは三冠を逃した王者のストライカー不足が指摘されている。
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本拠地アリアンツ・アレーナで1-2と敗れ、背水の陣で敵地サンチャゴ・ベルナベウに乗り込んだバイエルン。試合開始早々の3分に第1戦に続いてドイツ代表DFヨシュア・キミッヒが先制ゴールを奪って差を縮めたが、同11分と後半1分に元フランス代表FWカリム・ベンゼマにゴールを許して苦しい展開となった。
同18分にレアルから期限付き移籍中のMFハメス・ロドリゲスのゴールが決まるも、あと1点が遠かった。2戦合計スコア3-4で準決勝敗退が決まり、昨季に続いてまたも“白い巨人”の前に野望を打ち砕かれた。6連覇を決めたブンデスリーガと、決勝に勝ち進んでいるDFBポカールと合わせた三冠達成の可能性もここで潰えた。
ドイツ紙「ビルト」は王者の敗戦を受けて、「トリプル(三冠)に足りなかったもの」と特集。2012-13シーズン以来の偉業達成を逃したチームに対して、手厳しい評価を与えている。
この試合ではベンゼマの2点目を与えた際に守護神GKスベン・ウルライヒが味方選手からのバックパスを空振りするなど守備の乱れが生じた。しかし、同紙は攻撃陣にこそ課題があったと指摘している。
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