敗軍の将ハインケス、好セーブ連発のレアルGKを称賛 「ナバスに感謝すべき」

バイエルンGKウルライヒが凡ミスで失点 一方のレアル守護神ナバスは…
レアル・マドリードが前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇へ王手をかけた。現地時間1日に行われたバイエルンとの準決勝第2戦、元フランス代表FWカリム・ベンゼマの2ゴールで2-2と引き分け、2戦合計スコア4-3で決勝進出を決めた。敗軍の将となったバイエルンのユップ・ハインケス監督は、相手の守護神を称賛している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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天国と地獄――。欧州屈指の名門対決は二人の守護神で明暗が別れた。1-1で折り返した後半開始直後、バイエルンは最悪の形で2失点目を喫した。
自陣右サイドでフランス代表MFコランタン・トリッソがレアルのドイツ代表MFトニ・クロースのプレスを受け、GKスベン・ウルライヒへのバックパスを選択。このボールにすぐさまレアルFWベンゼマが反応してGKとの距離を詰めたが、クリアするには十分な余裕があった。
ウルライヒはこのボールをキャッチしようとかがみこんだが、味方からのバックパスと気づいて慌てて右足でクリアに移行。しかし、ボールに触れず空振りの格好となり、ベンゼマに無人のゴールへと蹴り込まれた。