クロップの“名参謀”ブヴァッチ氏がアーセナル新監督に!? 母国ボスニアで驚きの報道
過熱するベンゲル監督の後任を巡る噂、リバプールの“右腕コーチ”の名前も浮上
今季限りでアーセン・ベンゲル監督の退任が決まっているアーセナルの新指揮官人事に、驚きの候補が浮上した。ボスニア・ヘルツェゴビナメディア「Pravda BL」は、リバプールでユルゲン・クロップ監督のアシスタントコーチを務めるジェリコ・ブヴァッチ氏が招聘される可能性を報じた。
ベンゲル監督は1996年から22年間にわたってアーセナルを率いてきたが、ついに今季限りで退任することが決まった。長期政権に幕が下り、その後任選びについては大きな注目を集めている。
元バルセロナのルイス・エンリケ氏やユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督、元ドルトムントのトーマス・トゥヘル氏といったビッグネームの名前が取り沙汰されているなかで、新たに浮かび上がってきたのが“ブレーン(頭脳)”の愛称で知られるブヴァッチ氏だ。
クロップ監督がマインツを率いた2001年から右腕として働くブヴァッチ氏。ドルトムント、リバプールとクラブは変わってもクロップ監督の名参謀としてチームを支えてきたが、先日突如としてクラブから離れることが発表された。
「個人的な理由」でボスニアに滞在しているとの情報も
一部メディアではクロップ監督との仲違いとも報じられたが、その後「個人的な理由」でシーズン終了までクラブから離れると伝えられている。
ブヴァッチ氏はこのままリバプールを退団することはないと言われていた。しかし同氏の母国ボスニア・ヘルツェゴビナのメディアによれば、アーセナルとの交渉のためにチームを離れたとされている。
こうした報道がある一方、ボスニアの現地ジャーナリストはブヴァッチ氏は父親の病気の影響でボスニアに滞在しており、アーセナルの監督就任の可能性を否定的に語るなどしている。
情報は錯綜しているようだが、話題が話題だけに今後も注目を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)