アーセナル、“ガラスの司令塔”ウィルシャー慰留へ 週給1500万円の微減オファー提示
今季限りで契約満了、ミランやユーベが獲得に動くなか土壇場で引き留めへ
アーセナルが今季限りで契約満了となる“ガラスの司令塔”に、土壇場で引き留めオファーを出したことが明らかになった。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
キャリアを通じて数々の故障に苦しんできたアーセナルのイングランド代表MFジャック・ウィルシャーは、今季大きな故障もなかった。本来の輝きを示したが、6月で満了となる契約を延長する話は進んでいなかった。
アーセナルは実働時間が短かった生え抜き“10番”に対して、従来の週給11万ポンド(約1650万円)から減給となる、週給9万ポンド(約1350万円)に加えて出来高の契約延長オファーを出していたが、ウィルシャーはこれを固辞。ACミラン、ユベントス、エバートン、ウォルバーハンプトンが移籍金ゼロで獲得に動いていると報じられていた。
シーズン終了間際となって、アーセナルは従来の年俸から微減となる週給10万ポンド(約1500万円)のオファーを再提示したという。
同紙の記事では「チームはこれが事態打開をもたらすと期待している。ウィルシャーはアーセン・ベンゲルの後継者が誰になろうと、エミレーツスタジアムでのキャリア継続に前向きだ」と報じられている。度重なる負傷の悪夢から解放され、完全復活に向けて視界が開けてきた“ガラスの司令塔”は、微減オファーを受け入れてアーセナルに留まるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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