サポーター衝突のCL4強ローマvsリバプール 第2戦へ市長が声明「安全で暴力のない夜を」
第1戦前にサポーター同士が衝突して負傷者 ローマのラッジ市長が安全を呼びかける
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝で対戦するリバプール(イングランド)とローマ(イタリア)は、第1戦の試合前に両チームのサポーターが衝突してアウェーのローマサポーターに逮捕者が出る事態になった。現地時間2日に行われる第2戦に向けて、ローマ市長が安全な試合を呼びかける声明を発表。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ローマは第1戦でリバプールのホームに乗り込んだ際、スタジアム外でサポーターが暴徒化して衝突。リバプールサポーターに負傷者が出て、ローマサポーター二人が逮捕された。“リターンマッチ”となる一戦に向け、2016年の当選時に美人市長として話題になったローマのビルジニア・ラッジ市長が、リバプールのジョー・アンダーソン市長との共同声明としてメッセージを発している。
「リバプールのファンはローマに到着すれば、温かい歓迎を受けるでしょう。美しさ、情熱、そしてエネルギーで知られる街です。市長としてファンが試合とローマの街を楽しむように促します。ファンはピッチの試合を楽しみ、スタジアム外では尊敬し合うべきです。警察はすでに、クラブと協力して、サッカーの暴力に対する決定的なアプローチを提供しています。彼らは可能な限り安全な環境を保証し、双方のファンがローマ市民、当局を尊重し、水曜日の試合が情熱的なものであり、安全で暴力のない夜になることを求めます」
第1戦はリバプールが5-2で勝利し、ローマはCL準々決勝のバルセロナ戦と同様にホームで3点のビハインドを逆転する“奇跡”を狙うことになる。ピッチ外での衝突にも警戒感が高まる一戦は、どのような結果になるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)