インザーギが監督就任初年度を振り返る 「ミランに感謝している」
クラブからアンチェロッティとの交渉を伝えられる
ミランには来季現役時代に恩師だったカルロ・アンチェロッティ監督が復帰する可能性がある。クラブもピッポに恩師と交渉を進めている事実を伝えているという。
「世界最高の監督。クラブは 、この交渉を僕に告げた。様子をみよう。僕にはまだ契約がある。続ける準備はできている。僕は、この仕事がとても気に入っている。ミランのサポーターに感謝している。アタランタでも僕に愛を注いでくれた。監督は悔いてはならない。
チームが団結していれば、より勝つことが可能である。これは僕が成長するために、とても大事な1年だった。チャンスを与えてくれたミランに感謝している」
インザーギ監督のミラン1年目は、13勝12敗13分けで勝ち点52に終わった。ウインターブレーク明けの1月にリーグ戦勝ち星なしと不振に陥り、メディアから解任論が浮上した。その後、チームは完全に失速。1月の移籍市場で獲得したMFチェルチ、FWデストロという目玉選手が期待外れに終わり、フロントの 補強失敗も逆風となるなど、試練の1シーズンだった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images