インザーギが監督就任初年度を振り返る 「ミランに感謝している」

「レベルの高いチームに戻れる」

 今季限りでの退任が決定的になっているACミランのフィリッポ・インザーギ監督は30日、今季最終戦となった敵地アタランタ戦で3-1の勝利を飾り、トップチームの指揮官として迎えたファーストイヤーを2連勝で締めくくった。
 地元テレビ「RAIスポーツ」のテレビカメラの前に立った指揮官は、試合後、誇らしげな表情を見せた。
「リーグ戦を良い形で終えられた。ここからスタートしなければならない。クラブは未来に向けて、強固なベースをつくれる選手が存在することを分かっている。何人かの重要な補強によって、レベルの高いチームに戻れると思う」
 インザーギ監督は、そう語った。
 この日の前半21分、ミランが獲得に乗り出しているとも報じられているアタランタMFバセリにヘディングで先制を許した。だが、1トップで先発したFWパッツィーニのPKと、昨季までアタランタに所属したMFボナベントゥーラが2ゴールの活躍で、逆転勝利を飾った。
 指揮官は、先発フル出場で不発に終わった日本代表FW本田圭佑と、ボナベントゥーラの2人を来季以降の強固なベースと称賛していた

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