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中村俊輔を信頼したストラカン監督 闘将との確執話で“セルティックの軸”と回顧

スコットランド紙が、セルティックでのキーンとストラカン監督の対立を特集
元日本代表MF中村俊輔(現ジュビロ磐田)はセルティック時代にスコティッシュ・プレミアリーグ3連覇に貢献し、2006-07シーズンにはリーグMVPにも輝いた。そのプレーは今も現地で語り草となるほどのインパクトを与えたが、当時の指揮官と“伝説の闘将”による対立の中でも、日本人司令塔の名前がクローズアップされている。スコットランド紙「スコッツマン」が報じた。
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中村がセルティックに移籍した1年目の06年1月、伝説の闘将である元アイルランド代表MFロイ・キーンがマンチェスター・ユナイテッドから移籍してきた。キーンは現役引退後に出版した自叙伝で、当時のチームを率いたゴードン・ストラカン監督との確執を明らかにしている。
「俺はロンドンのデルモット・デズモンドの自宅でゴードン・ストラカンと会った。ゴードンは自分にこう言ったんだ。『君が我々と契約しようがしまいが、全く心配していないんだ。我々は君がいなくても問題ない』と」
アイリッシュのサポーターも多いことで知られるセルティックだけに、入団会見にはサポーターが大挙。「キーノ」の愛称で大合唱となった。だが、当の指揮官はキーンを必要としていなかったという。
「俺は自分にこう言ったんだ。『クソ野郎、俺は契約書にサインしてしまったんだ』とね。ゴードンが間違っていると証明したい。これが、私がセルティックと契約した理由の一つだ」
キーンはデビュー戦となったスコティッシュカップ3回戦で、格下相手にジャイアントキリングを許すという不運も重なり、ストラカン監督からほとんど重宝されなかった。
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