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「イタリア代表新監督」は“本命”拒否で混迷 マンチーニ&ラニエリが最有力候補に浮上
就任に近づいているとされたアンチェロッティ氏が断りを入れる
イタリア代表新監督の最有力候補となっていたバイエルン・ミュンヘン前監督のカルロ・アンチェロッティ氏だが、29日付の各イタリアメディアがオファー拒否と報道。そのため新監督選びは、ロベルト・マンチーニ氏とクラウディオ・ラニエリ氏が最有力候補に浮上したようだ。
今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループGで、イタリアは同組のスペインに1位の座を奪われ2位で終了。そして迎えた本大会の出場権を賭けたプレーオフでは、スウェーデンに2戦合計0-1とまさかの敗戦を喫し、1958年スウェーデン大会以来となる60年ぶりの予選落ちを経験した。その後、指揮官だったジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を解任。再建へ向けて、新たな指揮官を模索していた。
そんななかファーストチョイスとなったのが、以前にチェルシーやレアル・マドリードを率いていたアンチェロッティ氏だった。しかし会談の後、すでにイタリア代表監督の仕事を望んでいないことを伝え、交渉は決裂したようだ。
そして新たに新監督候補としてリストアップされたのが、現在ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクを率いるマンチーニ監督と、フランスのナントを率いているラニエリ監督だと、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
アンチェロッティ監督は、内部の政治や現チェルシーで元イタリア代表監督のアントニオ・コンテ氏より安い給与(年俸400万ユーロ/約5億3000万円)を考えて断ったとしているが、この二人はその条件を承認して代表監督の座に就くのか。イタリアサッカー協会は、週末までに決定を下すことを望んでいると伝えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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