背後から転がってきたボールを一切見ずにピタリと止める驚きのテクニックを披露

　一体どこに目があるのか。思わずそう漏らしたくなるほどの光景だ。レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロがチームの練習中に、背後から転がってきたボールを振り向かずに寸分の狂いなく華麗にトラップ。度肝を抜くテクニックに「何度見したことか」「どんな魔法を使ったんだ」と話題を呼んでいる。

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　レアルは現地時間28日のリーグ第35節レガネス戦を、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルとスペイン代表FWボルハ・マジョラルのゴールで2-1と勝利。29日にバルセロナのリーグ優勝が決定したが、唯一タイトル獲得の可能性が残るUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝バイエルンとの第2戦に向けてトレーニングを行った。

　その練習での一コマで、驚きの光景が繰り広げられた。レアルのトレーニングでは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやスペイン代表MFイスコが日常的にアクロバティツクなプレーや華麗なテクニックを披露しているが、マルセロも負けてはいない。

　クロアチア代表MFマテオ・コバチッチと話しているマルセロの背後から、ボールがコロコロと転がってくる。直前にコバチッチが指を差してボールの存在を知らせるが、それよりも早くマルセロは左足をスッと上げ、足裏でピタリとトラップ。ノールックパスならぬ、“ノールックトラップ”に目の前のコバチッチも驚いた様子だった。