フローニンゲン堂安が“ロッベン超え” GKの大失態を見逃さず今季9得点目で勝利に貢献
エクセルシオール戦で15試合連続先発の堂安、こぼれ球に反応して無人のゴールへ
オランダ1部フローニンゲンのMF堂安律が29日のリーグ第33節エクセルシオール戦に15試合連続となる先発出場を果たし、今季9ゴール目を奪った。チームも4-0と快勝し、2試合ぶりの白星を手にしている。
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2-0とリードを奪って迎えた後半25分、フローニンゲンは左サイドから攻撃を仕掛け、DFヨエル・ファン・ニーフがゴール前へアーリークロスを供給。飛び出した相手GKの守備範囲だったが、キャッチしきれずに後逸。ボールは走り込んでいた堂安の下へこぼれ、無人のゴールへと蹴り込んだ。
堂安にとっては15日のローダ戦(2-1)以来2試合ぶりの得点となった。先日ガンバ大阪からの完全移籍が決まり、クラブと新たに3年契約を結んだレフティーが好調を維持している。
衛星放送「FOXスポーツ」オランダ版は「キーパーの(オグムンドゥル・)クリスティンソンの大失態後にリツ・ドウアンが決めてフローニンゲンが3-0とした」と速報。堂安は相手のミスを見逃さず、抜け目なく今季9点目を決めた。
クラブの10代選手によるゴール記録でオランダ代表FWアリエン・ロッベンに肩を並べていた堂安は、これで同記録単独3位に浮上した。堂安の上をいくのは元オランダ代表DFロナルド・クーマン(30得点)と元オランダU-21代表FWリハイロ・ジブコヴィッチ(10得点)のみとなっている。
フローニンゲンは4-0で快勝。これで4試合負けなし(2勝2分)とし、33節を終えて勝点37でリーグ12位につけている。