Jリーグ名門低迷の大異変! 下位6クラブ中5クラブが創設時加盟の“オリジナル10”

オリジナル10の不振が目立つ序盤戦のJリーグ【写真:Getty Images】
オリジナル10の不振が目立つ序盤戦のJリーグ【写真:Getty Images】

名門クラブが軒並み低迷、J2降格未経験の横浜FMと鹿島も下位に沈む

 J1リーグの第11節が28日・29日に各地で行われた。全34節が行われるシーズンの約3分の1を消化したなか、1992年のJリーグ創設時に加盟していた10クラブ(通称:オリジナル10)の名門が軒並み低迷という大異変が起きている。

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 今季のJ1は第11節を終えて、サンフレッチェ広島が唯一の1敗(9勝1分/勝ち点28)で首位を快走。2位にFC東京(7勝1分3敗/勝ち点22)、3位に昨季リーグ王者の川崎フロンターレ(6勝3分2敗/勝ち点21)がつけている。その一方で、J2からの昇格組である湘南ベルマーレが10位(4勝3分4敗/勝ち点15)、V・ファーレン長崎が12位(4勝2分5敗/勝ち点14)と健闘。そんななか、Jリーグを長年けん引してきた名門クラブが思わぬ苦戦を強いられている。

 第11節終了時の順位表を見ると、下位6クラブの中でサガン鳥栖を除く5クラブが“オリジナル10”の名門だ。13位横浜F・マリノス(3勝3分5敗/勝ち点12)、14位浦和レッズ(3勝3分5敗/勝ち点12)、15位鹿島アントラーズ(3勝3分5敗/勝ち点12)、16位ガンバ大阪(3勝1分7敗/勝ち点10)、18位名古屋グランパス(2勝1分8敗/勝ち点7)となっている。

 この5クラブの中でいまだJ2降格未経験なのは、横浜FMと鹿島のみ。その他の3クラブはいずれも苦杯を嘗めた過去がある。今、名門クラブに何が起きているのだろうか。

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