ユーベが“イタリア・ダービー”のラスト3分で劇的2発! 3-2でインテル破り首位キープ
決定機を逃していたイグアインが最後に大仕事
しかし、後半が始まるとインテルが猛反撃を見せ、ユベントスの歯車が狂っていく。まずは同7分、セットプレーのチャンスを得たインテルはFWマウロ・イカルディが打点の高いヘディングシュートを決めて同点に追いついた。さらに同20分、先制ゴールを演出したクアドラードが守備面の不安を露呈して完全に抜き去られ、中央に入った速いボールをDFアンドレア・バルザーリがオウンゴール。インテルにまさかの逆転を許した。
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リーグ優勝のためには絶対に勝ち点3が必要な状況でユベントスは猛攻を見せたが、インテルの集中力を保った守備に加え、攻撃の強引さやシュート精度を欠く面が見えてゴールを奪えずに時間が流れていった。そして迎えたラスト3分で、ドラマが起こった。
同42分、途中出場のFWパウロ・ディバラとのワンツーでペナルティーエリア右サイドに入り込んだクアドラードは、角度のないところから強引にシュート。これがインテルGKサミル・ハンダノビッチの意表をついてゴールへ。インテルは直前に投入したDFダビデ・サントンがクアドラードに振り切られただけに采配が裏目に出た。
さらに同44分、ディバラのFKをゴール前に走り込んだFWゴンサロ・イグアインがヘディングシュートで決めた。この試合で決定機を逃し、調子も上がらなかったエースが最後に大仕事をやってのけ、ユベントスが3-2で劇的な勝利を飾った。
これで、ユベントスは暫定で2位ナポリとの勝ち点差を4に広げた。ナポリは現地時間29日にフィオレンティーナと対戦する。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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