英雄マラドーナ、1部昇格消滅でアル・フジャイラ監督退任か 英メディアが辞任を示唆
27日のコア・ファクカーン戦でドローに終わり、昇格圏内の3位の可能性が消滅
元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏はUAE2部のアル・フジャイラを率いていたが、1部昇格を逃した責任を取って監督を辞任することを決めようだ。英公共放送「BBC」などが伝えている。
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マラドーナ氏は昨年にアル・フジャイラの指揮官に就任。クラブをトップリーグに導く手腕が期待されたものの、現地時間27日のコア・ファクカーン戦で1-1のドローに終わったことで、昇格圏内となる3位以内の可能性が消滅した。この責任を取って辞任を決めたと同局は伝えている。
UAEではかつて2011年にアル・ワスルの指揮官に破格の契約条件で就任したものの、結果を残せず翌年夏に解任された過去があり、2度目の“挫折”となった。
マラドーナ氏は2008年にアルゼンチン代表監督に就任し、若き日のFWリオネル・メッシ(バルセロナ)に全権を委任する攻守分業型システムで戦った。南アフリカ・ワールドカップ(W杯)南米予選では大苦戦を強いられ、終盤戦では貴重なゴールに歓喜のあまり雨中のピッチにダイビングするなど自由奔放な姿は現役時代と変わらずだったが、本番のW杯では準々決勝ドイツ戦で0-4の大敗を喫するなど、その手腕を疑問視する声は絶えなかった。
スポーツ界には「名選手は名監督とは限らない」という格言があるが、アルゼンチンのスーパースター、マラドーナもそれにあたってしまうのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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