ベンゲル監督、PSGの“フロント入り”オファー拒否 現場主義を貫き監督業続行に意欲
PSGがゼネラルマネージャーとして打診、中国クラブなどからオファー殺到
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は今季限りでの退任が発表された。22年という長期政権に幕を引くフランス人指揮官にはパリ・サンジェルマンからフロント入りオファーが届いているというが、これを拒否し監督業続投の意欲を見せているという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
ベンゲル監督は1996年に名古屋グランパスの監督を退任し、アーセナルに渡った。そこから22年間という長期政権を築いた名将は今季限りでついに“ガナーズ”(アーセナルの愛称)を離れると決意。プレミアリーグを3回、FAカップを7回制覇し、チャンピオンズリーグでは19年連続出場という偉業も成し遂げた。
来季以降の去就には注目が集まるなかで、ベンゲル監督にはフランスの名門PSGがゼネラルマネージャーとしてオファーを出したと報じられていた。
しかし、ベンゲル監督は指揮官としてのキャリア継続を望んでおり、PSGからのオファーを断ることになるという。稀代の名将に対しては、高額年俸を用意する中国クラブを含めオファーが殺到していると伝えられている。68歳になってもなお指導者としての意欲は全く衰えておらず、現場へのこだわりを貫いている。
記事ではベンゲル監督が新たに指揮を執るクラブとして母国フランス、またはスペインを希望しているとも記されている。新天地は一体どこの国になるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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