モウリーニョ監督、なぜチェルシー時代に怪物FWサラーを売却? 当時の真実告白
今季リバプールで31得点と爆発のサラー、チェルシー時代にモウリーニョ監督と共闘
マンチェスター・ユナイテッドの指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督は、16年にチェルシーの指揮官を務めていた際、現在リバプールで得点ランキングトップの31ゴールと大爆発しているエジプト代表FWモハメド・サラーを売却したのは自分ではないと主張した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。
今シーズンの始めにローマから4200万ユーロ(約55億円)でリバプールに加入したサラーは、ユルゲン・クロップ監督の下で主力としてプレーすると、ここまで公式戦で43ゴールを記録。今季のPFA(イングランドサッカー選手協会)年間最優秀選手賞も獲得している。
そんなサラーとユナイテッドのモウリーニョ監督は、2014年のチェルシーで選手と監督という立場で共闘していた。しかし、バーゼルから鳴り物入りで加入したものの、なかなか結果を残せず翌冬にフィオレンティーナへ期限付き移籍を果たすと、その後ローマへと売却された。
「ESPNブラジル」のインタビューに答えたモウリーニョ監督は、まず今季のサラーの活躍について語った。
「彼は成熟した素晴らしい選手だ。すでに多くの経験を積んでおり、チーム、コーチ、クラブのプレースタイルに完全にフィットしている。ただ、私はそれほど驚いていないけどね」
一方、現在モンスター級の活躍を披露するサラーをチェルシー時代のモウリーニョ監督が売却したことを非難されている件について、ポルトガル人指揮官は「不公平だ」としつつ、当時の真実を明かした。
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