ジダン監督、イニエスタ退団を名残惜しみ最大級の賛辞「バロンドール受賞に値した」
レアル指揮官のジダン、宿敵バルサのイニエスタを異例の激賞「最高のプレーヤー」
バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、今季限りでの退団を発表し、その決断はクラブ内外から惜別の声が上がっている。それはバルサの永遠のライバル、レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督も同様で、スペイン紙「マルカ」によるとバロンドール獲得に値したと最大級の賛辞を贈っている。
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2006年限りでスパイクを脱いだジダン監督。指揮官としてはもちろんだが、現役時代には若き日のイニエスタとピッチ上で対戦した経験もある。それだけに「サッカーが好きな人なら、彼のようなフットボーラーが去っていくことは物悲しさを覚えるよ」とリーガ・エスパニョーラ第35節レガネス戦を前にした記者会見で名残惜しんだ。
レアルの指揮官が宿敵であるバルサの選手に触れること自体異例とも言えるが、ジダン監督はこのように続ける。
「彼をバルセロナの選手だからという目で見ていないよ。彼を一人のサッカー選手として話をしたいんだ。私自身、2〜3回ほど彼と話したことがある。とてもチャーミングで、謙虚な人物だ。私自身ピッチ上でなんでもこなせる選手が好きだけど、人間としても落ち着いているからね。彼に対しては良い印象しか持っていないし、称賛したい。私は彼を未来のために語りたい、とりわけ人として最高のプレーヤーなんだ」
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