ウェストハム、香川真司の獲得が困難な二つの理由 英メディア指摘「契約を忘れるべき」
エバートンとウェストハムが香川に関心と報道、現在の成績が移籍のネックに?
ドルトムントのMF香川真司はプレミアリーグのエバートンとウェストハムからの関心が報じられ、今夏の去就問題に注目が集まっている。そうしたなかで英メディア「HITC」では「ウェストハムはカガワとの契約を忘れるべき」と見出しで特集を組み、移籍の話題に言及している。
香川は2013年から2年間マンチェスター・ユナイテッドに所属。傑出した働きを見せたとは言い難いが、それでも1年目にはプレミアリーグ制覇を経験したほか同リーグでアジア人初のハットトリックを記録した。
2014年にドルトムントに復帰。再び躍動した姿を見せている香川だが、このところはイングランド復帰の可能性が浮上。ユナイテッド時代の盟友FWウェイン・ルーニーらが所属するエバートンとウェストハムが興味を示していると言われるが、現地メディアの見立てではウェストハム移籍の可能性は限りなく低いとされている。
記事では、“ハマーズ(ウェストハムの愛称)”の香川獲得は二つの理由から難しいミッションであると指摘されている。
一つ目は争奪戦の相手となりそうなエバートンとの実力差だ。現在リーグ戦8位でトップ10位内でのフィニッシュが濃厚なエバートンに対し、ウェストハムは15位と苦戦が続く。
香川はドルトムントでチャンピオンズリーグに出場するなど安定して高いレベルでプレーしている。今季はいまだ2部降格の可能性残すウェストハムがエバートンと争うのは難しいのではと見られている。
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