アーセナル、中盤強化に向けて奇誠庸に白羽の矢? 英メディアが報じる
今季スウォンジーで活躍した韓国代表MF
今季プレミアリーグで3位に終わったアーセナルが、韓国代表MF奇誠庸(キ・ソンヨン)の獲得に興味を持っていると、英国メディア「スカイ・スポーツ」が報じている。
報道によれば、中盤の補強を見据えるアーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、すでにプレミアで3年の経験を持つ韓国代表MFに興味を持っているという。
スウォンジーに所属する26歳のキ・ソンヨンは、中盤の中央を本職としている。正確なパスだけでなく、ゴールに迫るその積極性も魅力的で、今季はリーグ戦33試合8得点と結果を残した。さらにキは名門マンチェスター・ユナイテッド相手に相性の良さを発揮。開幕戦でゴールを決めてチームの勝利に貢献しただけでなく、第26節のホームゲームでも得点。キの活躍もあり、今季のスウォンジーは史上初めてユナイテッド相手にダブルを達成した。
ガリー・モンク監督率いるスウォンジーで、主力選手として活躍するキ・ソンヨンの退団はスウォンジーにとっては大きな大きな損失となるはずだ。一方、アーセナルはフランス人MFフランシス・コクランの奮闘で一応の目処は付いたが、主将のMFミケル・アルテタやMFジャック・ウィルシャーら負傷者が相次いだこともあり、補強が噂されている。
アーセナルにとっては、2011年にモナコから加入した朴主永(パク・チュヨン=現FCソウル)以来の韓国人プレーヤー誕生は実現するだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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