アトレチコ、決勝進出時は“闘将”不在!? シメオネ監督が2試合以上のベンチ入り禁止へ
ELアーセナル戦で放送禁止ワードの暴言を繰り返していたことが発覚
アトレチコ・マドリードの“親分”ことディエゴ・シメオネ監督が、複数試合のベンチ入り禁止を欧州サッカー連盟(UEFA)から課される可能性が浮上している。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
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シメオネ監督は26日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第1戦のアーセナル戦(1-1)で、フランス人レフェリーのクレメント・ターピン氏による判定に納得がいかなかった。前半10分にクロアチア代表DFシメ・ヴルサリコが2枚目のイエローカードで退場したアトレチコは、その2分後に抗議によってシメオネ監督自身が退席になった。しかし、その時に英語で言う「Fワード」にあたる暴言をスペイン語で繰り返していたことが、試合後の映像などでもはっきりと確認されているという。
それに加え、試合後のロッカールームに向かうトンネル内でも同様の発言を繰り返してしまったようだ。すでに第2戦のベンチ入り禁止は決定しているが、UEFAによって2試合、あるいは3試合のベンチ入り禁止処分になる可能性が高まっている。
苦境のなかでも敵地での第1戦を1-1で終えたアトレチコだが、少なくともホームゲームで監督の姿はベンチにない。仮に決勝進出を果たしたとしても、そのピッチサイドに“闘将”の姿を見つけるのは難しそうな情勢だ。
熱くほとばしる思いが、やや間違った方向に向いてしまった感のあるシメオネ監督。選手たちはその思いを引き継ぎ、ELのタイトルを獲得することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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