マンUがディ・マリアのバイエルン移籍を容認か

購入時の金額での売却が条件

 マンチェスター・ユナイテッドが、MFアンヘル・ディ・マリアのバイエルン・ミュンヘン移籍を容認する方針だと、英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
 ディ・マリアは、今季レアル・マドリードから5970万ポンド(約107億円)でマンUに加入した。しかし、度重なる負傷もあり、本来のパフォーマンスを発揮できず。先発の座を勝ち取れないままシーズンを終えた。
 バイエルンはFWアリエン・ロッベン、MFフランク・リベリーら大黒柱のアタッカーの高齢化もあり、エースとなる新たなドリブラーを求めてきた。ディ・マリアが所属クラブで不遇の時期を過ごしていることを受 け、獲得を打診しているという。
 マンUも来季に向け、今夏に再び巨額投資をもくろんでいると伝えられている。だが、ディ・マリアを購入価格で売却し、資金調達に乗り出す方針にあるようだ。
 そのためバイエルンが正式オファーを提示した際、交渉の場を設けるといわれている。だが、購入時の107億円をそのまま支払うことが条件になるという。
 ブンデス王者だけでなく、パリ・サンジェルマンも獲得に本腰を入れていると伝えられた。プレミアリーグ至上最高額で加入した天才アタッカーは、わずか1年でイングランドを去る可能性が高まってきているようだ
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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