本田は「再契約を結べない」 現地TV局が去就分析「ラ・リーガやMLSからオファーが…」
チーム最高年俸がネックとなり、パチューカとの再契約は困難と予測
パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間28日のリーガMX(メキシコリーグ)最終節の本拠地アトラス戦に臨む。シーズン終了か、優勝決定プレーオフ進出かの大一番を控えるなか、現地メディアは今年6月で満了となる本田の契約に着目。「スペインのラ・リーガやアメリカのMLSからオファーが届いている」と報じている。
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優勝決定プレーオフは上位8チームに出場権が与えられる。現在、得失点差で一歩及ばず9位のパチューカは、アトラス戦の勝利が一つのノルマだ。後期リーグで7得点7アシストと、ともにチームトップの成績を残している本田には、牽引車となって活躍することが求められる。
そんななか、スポーツ専門テレビ局「ESPN」メキシコ版は、「パチューカは本田の年俸請求に応えられない」と特集を組んだ。
2017年7月にパチューカと1年契約を結んだ本田は、6月に契約満了となる。パチューカは減俸の上で契約延長を求めていたとされるが、折り合いがつくのはやはり難しいようだ。記事では「(後期リーグで)7ゴール7アシストを挙げているホンダはチームで最高年俸。増額を望んでいるが、クラブは再契約を結ぶことはできないだろう」と展望し、本田の“現状”についても触れている。
「ホンダは過去2年で最高のサッカーを見せており、スペインのラ・リーガやアメリカのMLSからオファーが届いている」
昨オフにも新天地候補に浮上したMLS(メジャーリーグサッカー)や、世界最高峰のリーグであるリーガ・エスパニョーラのクラブが関心を示しているという。
記事では、本田退団後に関しても「トゥソスはロシア・ワールドカップ後にもう一つのアプローチを取るだろう」と、新たな日本人選手の獲得に動く可能性を指摘している。日本代表復帰の突破口を切り開いたメキシコでの活躍は現地でも高く評価されており、その去就は大きな注目を集めているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)