本田、香川に言及? ハリル前監督、豪州戦不出場の2選手が「ガッカリしていることが悲しかった」

若手を起用した時の「皆さんのパニックぶりは凄かった」

 たしかにハリルホジッチ前監督は、このオーストラリアとの大一番でFW本田圭佑、MF香川真司、FW岡崎慎司といった経験豊富な既存の主力メンバーを外し、当時21歳のMF井手口陽介や同22歳のFW浅野拓磨をスタメン起用。この決断に「ハリルが若い選手を起用すると分かった時の皆さんのパニックぶりは凄かった」と振り返ったハリルホジッチ前監督は、その試合で抜擢した浅野と井手口がゴールを決めたことで「いろいろと疑問に思っていた人々が、彼らで大丈夫かと思っていた選手たちが抜きん出た力を発揮してくれた」と誇った。

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「何年も試合に出ていた」というガッカリした2選手について、ハリルホジッチ前監督は具体的な言及をしなかったが、オーストラリア戦では岡崎が後半41分から途中出場した一方、本田と香川は最後までベンチを温めた。

 だが、それも勝利を追い求めたからこその決断であり、チーム全員が戦力だったと強調したハリルホジッチ前監督。「本当にいろいろな意味で成功してきたのが、この3年間だ。それでも満足できないと……。私自身には満足以上のものがあった」と、最後までW杯直前の電撃解任という結末に困惑した様子だった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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