サンチェス、新天地ユナイテッドでの難しさ告白「まだ適応しようとしている状況」
1月にアーセナルからユナイテッド移籍、いまだフィット途中で「ここは全く違う」
今年1月にアーセナルからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍を果たしたチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、「ユナイテッドにまだ適応しようとしている状況だ」と語り、新天地でまだ完全にフィットしていないことを明かした。
ユナイテッドは現地時間22日に行われたFAカップ準決勝・トットナム戦を2-1で勝利し、チェルシーが待つ決勝への切符を手に入れた。この試合で先制点を挙げるなど攻守に奮闘したサンチェスは、ゲームのマン・オブ・ザ・マッチに選出。1月の加入以降なかなか得点を奪えていなかったが、これで3点目となり、自身も「ユナイテッドに加入して以来、最も完璧だったと思う」と振り返っている。
ユナイテッドの公式動画「MUTV」に登場したサンチェスは、「ユナイテッドはたくさんの歴史を持つクラブだし、来年はここでトロフィーを獲得したいと思っている」と自身の考えを告白。また「ここは(他とは)全く違う」と新クラブでの難しさを語りながらも、その視線は未来に向いている。
「我々は進歩し続ける必要がある。ユナイテッドという大きなクラブに、まだ適応しようとしている状況だ。来年には全てのものを与え、全ての試合で勝つことに全力を尽くせることを楽しみにしている」
5月19日にはウェンブリースタジアムでチェルシーとのFAカップ決勝が待っている。「正直、僕はウェンブリーでプレーするたびに得点している。アーセナルでもいくつかのトロフィーを手にしてきたし、ウェンブリーは僕に幸運をもたらしてくれるんだ」と相性の良さを語ったサンチェス。大一番でどんなプレーを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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