モウリーニョ監督が力説 プレゼンテーションでライバルを一蹴
守備がもろいマンCと、前半苦戦したアーセナル
「もうひとつのチームは、たった1つのゴールに向けてプレーすることを目指した。彼らも素晴らしく、多くのゴールを奪っ ている。あらゆる位置からネットを揺らし、いかなる時もゴールを量産し続けた。そして、彼らは失点を懸念する必要性を感じなかった。彼らにとってのゴールは1つだけだったからね。
しかし、国際組織は『申し訳ないが、あなた方では優勝できない。フットボールは2つのゴールで行うものだからだ』と言い放った」
そう皮肉を交えて語ったクラブのチームカラーはスカイブルー。マンチェスター・シティだろう。マンCは得点総数が83点と1位の成績を残しているものの、失点総数は38点とトップ4のチームの中で最も多い記録となっている。
モウリーニョ監督は、この昨季王者の守備のもろさを突ついた。
「3つ目のチームは、2つのゴールでプレーすることを望んだ。いくつかのゴールを 決め、いくつかの失点を許した。トータルで見ても彼らは本当に素晴らしかった。だが、彼らは理事会に1月から4月の間だけプレーさせてもらうように求め、優勝に関しては『ノーチャンス』と言っていた。シーズンは8月から5月まで戦わなければならないからね。でなければチャンピオンにはなれない」
3つ目のクラブは赤ベースに白のラインが入ったユニホーム。アーセナルである。後半戦の勢いは認めたものの、前半戦の低迷を指摘し、優勝にはふさわしくなかったことを強調した。