アーセナル退任のベンゲル監督、“解任”の新事実公表 「私が決めたタイミングでない」
契約を1年残しての発表は事実上の解任 「今、何をすれば良いのかは分からない」
今季限りでクラブを離れるアーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、実際はクラブからの解任だったことを明かした。母国フランスの衛星放送「ユーロスポーツ」が報じている。
ベンゲル監督は現地時間20日、22年に渡って指揮を執ってきたアーセナルを今季限りで離れることが発表された。契約を1年残した段階での決定について「これは私が決めたタイミングではない」と、辞任ではなく事実上の解任であったことを明かした。
ベンゲル監督にはフランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)が監督就任、あるいは強化責任者として興味を示しているとされているが、自身は「今、何をすれば良いのかは分からない」と将来については言及しなかった。
一方で、アーセナルの後任監督については「私は次の監督や選手に影響を与えたくはないが、ルイス・エンリケが良いという意見は持っている」と、バルセロナを率いた経験を持つ指揮官を推薦している。
希代の名将は監督業からの引退は否定している。フランスメディアでは日本代表の次期監督に推す声もあるが、果たしてどのような決断を下すのだろうか。
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