「つなぐつもりはなかった」 リーグ戦初黒星の広島、主将青山が最も悔やんだことは?
今季最多の3失点でFC東京に完敗 「どこかに隙があった」
J1サンフレッチェ広島は25日、リーグ第10節でFC東京と対戦し、1-3で今季初黒星を喫した。開始わずか9分で2点を献上するなど、ミスから自滅する形となり、主将のMF青山敏弘は「どこかに隙があった。そういうのは今日限りにしたい」と悔やんだ。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
試合は前半5分、FC東京がMF高萩洋次郎のパスを受けたFWディエゴ・オリヴェイラが素早い反転からペナルティーエリア内に侵入。広島DF佐々木翔のファウルを誘発し、確実にPKを決めて先制する。その4分後には、青山がボールを奪われたところからディエゴ・オリヴェイラ→FW永井謙佑とつないで追加点を奪う。
過去9試合で2失点しかしていない堅守を誇るはずが、開始わずか9分で2点を失い、広島は攻撃に軸足を置かざるを得なかった。後半に手痛い3点目を食らい、大勢は決してしまったが、この日はこれまで前線のFWパトリックを目がけてシンプルに攻めるメインの形とは異なり、最終ラインや中盤でつなぐ形が目立った。青山によれば、それは意図したものではなかったという。
「つなぐつもりはないんですけどね。そこが(今日の試合で)一番残念だったことで、(試合後の)ロッカールームでもそういう話はしていた。自分たちがやりたいことは、つなぐやり方じゃない。自分たちのストロング、前のパワーを出していかないと。あれじゃ出ない」
page1 page2