「俺が望むなら代表にいるだろう」

　記事によれば、イブラヒモビッチはこう語ったという。スウェーデンはW杯グループリーグで前回王者ドイツ、メキシコ、韓国と同じF組になった。代表116試合で同国史上最多の62ゴールを叩き出したスーパースターの力を必要とする可能性も否定できない。

「電話をかけてもらう必要なんかない。俺が望むなら代表にいるだろう。そういうものなんだよ。しかし、全ては一歩一歩だ。俺が思うようなことができるようになれば、他の考えも生まれてくるだろう」

　イブラヒモビッチは右膝前十字靭帯損傷の大怪我から昨年復帰したが、本来の輝きはまだ取り戻していない。完全復帰を確信した時、ロシアにスウェーデンが生んだカリスマストライカーが君臨することになるかもしれない。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images